akitoの放課後

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管理人の好きなもの、主にシャニマスについて発信していくブログです

シャニアニ行ってきました

投稿する度に久々の投稿と言ってる気がする。

どうもお久しぶりです。

 

 

というわけでね、シャニアニ第1章に行ってきました。

 

 

まぁ~~~~~~~~~~アニメ化ってやっぱり色々あるじゃないですか。

正直発表された時から不安でした。

 

そもそもアニメの限られた枠でenza版のような重厚なシナリオが描き切れるのか、あの独特の「間」が表現できるのか(スチャ、メガネクイクイクイクイクイ)ってなるわけですよ。

 

 

だからまぁね、とりあえず見ますけどね、そこまでね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、初日の舞台挨拶にパリッとスーツ着て行ってきました。

やっぱ期待したいじゃないですか。だってシャニマス好きなんですもん。

 

しかし、こちとら何十年もオタクやっとります、特にアイドルマスターシャイニーカラーズには五月蝿くてですね…

 

「私は甘くないぞ」

 

 

 

 

 

↓↓↓以下ネタバレ↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、あれこのアニメ…

 

「お、面白いのか…?????」

 

 

いや、皆さんどうでしたか?

僕は正直総評するとう~~~~~~ん…ってなるところはあるんですよね。

 

あまり点数を付けるといった行為は望ましくないのですが、客観的な指標として数値化するのであれば、5点満点中、2.4点といった感じです。

 

どんなところが良くて、どんなところが良くないと感じたか、分解して感想を述べていこうと思います。(※あくまで私の個人的な感想です)

 

 

良かったと思う点

・とにかくキャラは可愛い
・動きのあるダンスシーンは迫力がある
・背景や音楽がすごい
シャニマス好きには嬉しい小ネタが満載
・2章以降の展開で化ける予感がする

 

 

ビビりますよ。このアニメの真乃は相当可愛い。皆さんが想像してる500億兆万倍は可愛いです。マジで。

いや本当にキャラクターは可愛いかったです。真乃、霧子、果穂は言うことないぐらいです。もちろん角度によっては~とか気になる部分もありましたが、概ね満足してもらえると思います。

 

 

皆が一番気になるであろうダンスシーン。これに関しては「すごい!」って言えるレベルかと言われれば他にもすごいものはあるといった言い方になってしまいますが、想像していたレベルは超えてきたかなという印象です。

特に果穂のダンスは、果穂のテンションが上がっている場面だったこともあり、振り付けが全体的に大振りになっているなど、キャラによって違いも分かるような表現がされていました。

 

 

音楽についても、全シーンで場面に合うように異なる音楽を使い分けているそうで、大切にしているという風景の描写とも相まって、上手くシャニマス世界観を作り上げていたように感じました。そしてライブパートはまさにライブ音響といった反響のある音になっていて、劇場で見る良さが出ていたのも良かったです。

 

そして町並みは完全に聖蹟桜ヶ丘です!一度でも行ったことある人はおぉ~となるというか、全く一緒です。シャニマス聖地巡礼本当に楽しいので、映画を見る前でも後でも、是非一度足を運んでみて欲しいです。

 

 

あとはやっぱり小ネタ系ですね~

真乃の部屋やパジャマがゲーム実装のものと同じだったり、千雪の荷物にアプリコットの雑誌があったり、次回予告で映ったイルミネが銀曜日のイラスト構図だったり…

流石にアプリコット見えた瞬間は声でそうになりました。

 

 

そして、これは一部の人しか喜ばないかもしれませんが…

プロデューサーがえっちでした。

 

急に事務所内だと髪をセットしてない髪型差分があったり、ノーネクタイで第一ボタンを外していたりしてちょっと…えっちすぎるだろ。教育に良くないよ。

 

社長に関してはなんかもう出てくるだけで面白い。いちいちゲーム内の台詞の時に決めポーズしながら喋るのずるい。笑いこらえるのに必死になりました。

 

 

 

あまり良くなかったと思う点

・全体的に説明不足感
・展開がベタすぎる
・キャラの個性付けが少し雑に感じる
・激しくないダンスは全般的にもっさりとして見える

 

 

まず、私のシャイニーカラーズに関する知識を全て排除した場合、このアニメのシナリオを面白いとは思わないでしょう。

 

よく言えば王道、悪く言えば本当にベッタベタのベタベタで誰もが想像するような展開のお話という感じです。

 

めまぐるしく入れ替わりでコンテンツが消費されていく現代で、こんなベタベタなことだけを第1章でやっていたら、初見さんが後に続かないんじゃないだろうか…そういう心配がすごくあるんですよね。

確かに始まりのベタベタ展開は大事です。ですが、このアニメは割と初期の関係性だったり人間模様の説明がありません。そもそも何故真乃がアイドルになろうとしたのかも現段階では全く見えてきません。ベタな展開をしているのに、シナリオに納得感が無いというか、シャニマス特有のリアリティ感がなく、ありふれたアニメにある御都合感が先行してしまっている印象です。

 

そしてキャラクターに関して、特に恋鐘や放クラメンバーに感じたことですが、かなり個性付けが古臭いというか雑に感じました。

恋鐘が「〇〇ば~~い!」と元気に言って笑顔のドアップ←このシーン何回するねん…

あと智代子もドジっ娘的なシーンが多く、面倒見が良い、チョコアイドルという個性が見えてこなかったのも残念でした。

 

まぁまだ4話なので、多くのキャラの描写を求めるのが贅沢なのは承知していますが、個性を大事にするシャニマスが大好きなので、正直キャラ付けがあまりに直線的すぎて、プロデューサーが皆にも知って欲しい個性が出せていないという点はマイナスに感じる部分でした。

 

とまぁ色々とネガティブな感想も話していますが、これに関しては今の成熟したシャニマスとの違いでそう感じる所もあるので、初期のシャニマスってわりとこうだったよ?という意見もあるでしょうし、それはその通りだと思います。

 

やっぱり制作側としてもアニメって幅広い層にも広がって欲しいという願いがあると思うんです。自分としてはシャイニーカラーズの強みはやはりシナリオであると思っていますので、他人にシャニマスのシナリオすごいよ!って言う時に、このアニメがその強みを含んでいるとは第1章時点では言えないかなぁ…と思います。

 

 

 

しかし、このアニメ徐々に面白くなっていく、そういう期待感はあります。

 

 

特に第4話の放クラ回、確かにベタではあるんですけど、そのベタベタ感も良いというか、ヒーローショーからの「夢咲きAfter school」は最高でした。正直めちゃくちゃテンション上がりました。

 

アンティーカはMV撮影で見せた「物語」との融合。アルストロメリアはフラワーイベントを通じて3人で見つけた「未来への憧れ」や兄弟の笑顔。放クラは地元に根付いた活動や「ヒーローショー」でトラブルがあっても周囲やスタッフすら巻き込んで笑顔にする様子、などらしさを存分に含んだシナリオになっていたのはシャニマスを見てきた側の人間としてはにっこりするようなお話であったかなと思います。それが初見の人にも伝わるようだったら良いのになぁ…とは思うのですが…。

 

とまぁ良い点もたくさんあったといいますか、ある程度の紹介回も終わったので、これからが魅せ所になるのかなと思います。

 

今後の注目はイルミネーションスターズ。

 

ここまでの描かれ方でいうとイベントコミュの「Light up the illumination」を踏襲したものになっているので、おそらくかなり大筋としては同じ話をするのかなと思います。

 

 

やはり気になるのはその先。

一番綺麗なつながりで言うと、合同ライブ開催決定からの「Catch the shiny tail」をやるということも十分考えられますし、アニメはアニメとしてのお話をしていくのかもしれません。どうなるか今から楽しみです。

 

 

 

以上がシャニアニ第1章を見た感想です。

 

正直、同時期に上映されたミリオンライブのアニメがかなり面白かったので、そこと比較してしまっている部分もあります。あちらは分かりやすくエンタメに振っており、評価の高い王道シナリオでの直球勝負という感じがあって、大所帯ながら全体的に「分かりやすい」です。

 

しかしシャニアニもまだ始まったばかり。12話を見終えた後に拍手喝采で町内を駆けずり回っているかもしれません。やっぱり期待したいですよ。大好きだから。

 

シャニソン、シャニアニと大きな転換期を迎えているシャイニーカラーズ。頑張って欲しいですし、多くの人に愛されて欲しいですね。